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文豪と旅をする 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/09(Fri) 19:30:00 No.5501
> 文豪と旅をする                            東 雅夫

与謝野晶子と番神堂(新潟県)

与謝野晶子の歌碑を訪ねる。
東氏は「幽」第十六号(二〇一一年十二月)の特集「震えて眠れ、子どもたち」で当地を訪ねている、この時は小川未明の「赤い蝋燭と人魚」の取材。
佐藤春夫は一九四九年一月「改造文藝」第三号に短編小説「永く相おもふ——或は「ゆめみるひと」」を発表している、佐藤春夫は戦後、新潟の高田に疎開していた堀口大学を訪ねる。その夜、春夫は便所の前で与謝野晶子の霊に会う。
それいけ!妖怪旅おやじ 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/08(Thu) 20:15:00 No.5500
> それいけ!妖怪旅おやじ                        村上健司×多田克己
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佐渡の貉と妖怪を訪ねる

・佐渡の貉の今を見てみたい
・団三郎貉と佐渡の貉
・旧家の守り神だった重屋の源助
・神通力健在の貉神
式水下流 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/08(Thu) 20:04:00 No.5499
> 『新たに広がる妖怪世界の発見と期待』                 式水下流

『シルバーマウンテン 1』(小学館)                 藤田和日郎

『滋賀県妖怪事典』(サンライズ出版)                 峰守ひろかず

『筑前化物絵巻』(河出書房新社)                   近藤瑞木編
門賀未央子 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/08(Thu) 19:56:00 No.5498
> 『ホラーも妖怪もブームが定着した今、必要なのは原点回帰』       門賀未央子
>
『珈琲怪談』(幻冬舎)                        恩田 陸

『奄美妖怪考 日本と琉球、そのはざまの怪異誌』(笠間書院)      町 健次郎

『現代ホラー小説を知るための100冊』(講談社)           朝宮運河
中島晶也 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/08(Thu) 19:45:00 No.5497
> 『響き渡る叫び、血潮』                        中島晶也
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『どこかで叫びが ニュー・ブラックホラー作品集』(フィルムアート社) ジョーダン・ピール編 ハーン小路恭子監訳 今井亮一他訳

『秘儀』(新潮文庫)                         マリアーナ・エンリケス 宮﨑真紀訳 

『雪女・吸血鬼短編小説集 ラフカディオ・ハーンと怪奇譚』(平凡社)  下楠雅哉編訳
橋本輝幸 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/08(Thu) 16:28:00 No.5496
> 『妖怪、八雲、ゲーム実況、着眼点が光る短編の競演』          橋本輝幸
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三津田信三『妖怪談義』(光文社)

田辺青蛙編『シン怪談 小泉八雲トリビューン』(興陽館)

品田遊、青柳碧人、秋吉理香、安壇美緒、波木銅『#ホラーゲーム実況中』(朝日新聞出版)
Re^4: 怪談文芸研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/07(Wed) 18:49:00 No.5495
> > > > 四谷怪談の二百年
> > > >
一方、堤の注目点は、なぜ「東海道」の「四谷」がタイトルになっているのか、という一点にある。江戸御府内の四谷に起きた実説(『四谷雑談集』など)を憚るあまりに、伊右衛門宅を「雑司ヶ谷の四ッ谷(家)」にしたことは間違いないだろう。それであれば、「雑司ヶ谷四ッ谷怪談」が外題になるべきではないか。一方、東海道の四谷(現神奈川県藤沢市)の方は大山詣でをこころざす人々の集まる場所であり、東海道と大山道との分岐点にあたる三叉路に位置していた。しかも江戸中期以降は、大山山麓の寺院による安産・子安信仰が積極的に布教され、江戸の浅草寺境内では曹洞宗龍泉寺(現神奈川県伊勢原市)により四度にわたる子育て如意輪観音の出開帳が執り行われていた。
東海道・四谷をめぐる通俗仏教側の状況証拠を横に置いて想像するならば、出産後に死んで「産女の姿」となるお岩の造型は、相模国大山の産育信仰に対する、じつに皮肉な陰画になるのではないか。タイトルと作品のズレに関する推論はこの後さらなる議論を生むことになるだろう。
Re^3: 怪談文芸研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/07(Wed) 18:14:00 No.5494
> > > 四谷怪談の二百年
> > >
お岩の原像を『古事記』のイワナガヒメに求める荒俣さんの〈妬婦論〉は、四谷怪談という一個の作品にとどまることのない祟る女霊の神話体系をあばき出す構想であり、お岩を畏怖せざるを得ない日本人の心理構造の淵源にせまるものであった。
これをマクロの視点と言うならば、作品内部の怖さの発露という点では、按摩「宅悦」の意味も大いに話題となった。胡散な按摩坊主の立ち位置が、お岩の哀れにして凄惨な変身を一層不気味な変態にしていく効果を発揮する。盲人殺しの因果世界へと螺旋状に堕ちていく暗部が、四谷怪談に凝縮されているといってよいかも知れない。
水辺と怪談のテーマについては、残念ながら今回は時間切れの感があった。隠亡掘の場はもとより、四谷鮫が橋のお岩入水伝承(『新宿と伝承』東京都新宿区教育委員会/一九六六)という近現代の言い伝えとも連続しつつ、累が淵怪談の世界につながる湿性風土の怪異の心象が浮き彫りになるはずであった。
Re^2: 怪談文芸研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/07(Wed) 16:25:00 No.5493
> > 四谷怪談の二百年
> >
作品の外側に点在する様々な事柄に目を配りながら〈四谷怪談の二百年〉をたどる——。そのような全貌の解明を到達目標として、七月二十六日京都市立芸術大学を会場に、「蘇る‼四谷怪談へのまなざし——幽霊の芸能史とは何か?——」と題するシンポジウムが開催された。
講師に荒俣宏さんをお迎えし、怪談文芸研究会の堤邦彦との対談を中心に、司会の鈴木堅弘さん(怪談文芸研究会)を交えて様々な方向から実験的なものの見方を提示し、盛会のうちに二百年の怪談史を振り返ることが出来た。
Re: 怪談文芸研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/07(Wed) 16:09:00 No.5492
> 四谷怪談の二百年
>
例えば、架空のキャラクターであるはずのお岩が現実に祟りを為すといった近現代の心意伝承とは何であったのか。
京都市東山の六道の辻に程近い珍皇寺には、「お岩大明神」の小祠がいまも鎮座する。清水焼の等身大お岩像を造らせた資産家の身に不幸が起こり、恐れおののいて珍皇寺に納めたのだという。話の背景には、小野篁の地獄往還伝説やお盆の六道参りを通じて京都市民の心に根付いた「あの世との交流」を自明のこととする習俗が影響しており、それゆえに珍皇寺をしてお岩鎮魂の適地と考える発想に繋がったのであろう。
怪談文芸研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/07(Wed) 15:18:00 No.5491
怪談文芸研究会                            堤 邦彦

四谷怪談の二百年

日本の怪談、とりわけ江戸の四大怪談のなかで最も数多く取り上げられ、また芝居や絵画
、映画の銀幕を賑わせたのは、何といっても『東海道四谷怪談』であろう。四世鶴屋南北により本作品が初演されたのは文政八年(一八二五)七月、今から二百年前であった。
そこで怪談文芸研究会では、〈四谷怪談の二百年〉を振り返りながら、二〇二五年七月二十六日「幽霊の日」(初演幕開けの日にちなむ)に記念シンポジウムを開催すべく、二〇二四年より準備を進めてきた。
歌舞伎作品そのものには、すでに各方面からの考究があり、優れた研究書がある。ただ、作品論に軸足を置く従来の研究とは別に、文政八年から二百年の間に四谷怪談の周辺で何が起きたかという命題に関しては、いまだ解明しきれない問題をはらむ。
Re^3: 怪異怪談研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/06(Tue) 20:34:00 No.5490
> > > 『岡本綺堂日記』昭和6・7年 公開シンポジウム』
> > >
二日目は作品研究に焦点が移る。
中央大学大学院生の阿部奈々香氏は「西瓜」という作品が、読者に探偵小説的な読みを誘う「文學時代」の中に置かれることにより、むしろ探偵しきれない非合理性が生じ、そこに怪談としての「凄味」が浮かび上がることを提示した。また綺堂が媒体空間の特性が作品形成に作用すると意識していた可能性にも言及した。
学習院高等科教員の脇坂健介氏は、「白髪鬼」「鰻に呪われた男」と、久生十蘭「黄泉から」とが、生と死、今と昔、戦前と戦後といった生者による恣意的な「継ぎ目」を見つめる物語であることを指摘し、「怪談」という手法がその「継ぎ目」を問い直し、再考させるものであることを論じた。
「怪談」という手法が詳らかにする「闇」に関連して、加藤慶介氏は夢野久作『少女地獄』に着目し、怪異とは異なる領域にあったはずの家庭・少女に「非合理的でグロテスクな怪異的側面」が表されたことを読み取っている。
Re^2: 怪異怪談研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/06(Tue) 16:39:00 No.5489
> > 『岡本綺堂日記』昭和6・7年 公開シンポジウム』
> >
会の後半は、東雅夫氏(文芸評論家)、横山泰子(法政大学)、小松史生子氏(早稲田大学)による鼎談が行われた。
続く質疑応答では、綺堂と泉鏡花の対比が注目された。会場の京極夏彦氏からは、作家、日本推理作家協会元代表理事の位置から見える、綺堂と乱歩の比較、日記という媒体の持つ力について、貴重なご意見を頂いた。さらには日記、随筆、実録物の怪談、これらの文体や内容の差異の比較から、綺堂の日記に潜む戦略の可能性も示唆されるなど、実り多いシンポジウムとなった。
Re: 怪異怪談研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/06(Tue) 11:29:00 No.5488
> 『岡本綺堂日記』昭和6・7年 公開シンポジウム』
>
一日目のシンポジウムは、翻刻に携わったプロジェクトメンバーの研究報告から始まりました。
昭和六〜七年は綺堂の文筆活動の晩年期になる。世田谷b文学館の原辰吉氏は、この時期に編まれた句集『独吟』に見られる敗残者としての意識、震災や父親の記憶、生活に対するまなざしが、日記にも反映されていると述べ、綺堂の俳句観を知る手がかりとして日記研究の可能性を提示した。
東北大学の赤井紀美氏は、綺堂の指導者としての一面にスポットを当てる。綺堂は、女性を含む多くの弟子を抱え、後進の劇作家の育成に貢献した。綺堂の尽力は原稿添削や語彙・文法・台詞技法の指導に終わらない。弟子を消費的なシステムに委ねず、長く活躍できるように生活面の支援、懸賞脚本の企画協力など活躍の場作りにまで至る。その只中に日記は、弟子たちとの交流の記録と言い換えられるかもしれない。
大谷大学の松田祥平氏はジャンル史の観点から綺堂の位置を新たにとらえる。『半七捕物帳』の登場によって捕物帳ジャンルは再編し、以降は綺堂作品を超克できるか否かが問われる挑戦の時代へ変遷していく。さらに、捕物帳が探偵小説作家によってミステリの姉妹、郷愁の文学として傍流に位置付けられる一方、江戸川乱歩等が目指した「本格」物の形を取っていたという、日本ミステリ史上のねじれを指摘した。
鹿児島大学の鈴木優作氏は、日記の空間から展示、作品の中に表れる綺堂の実生活へのまなざしに目を向ける。「西郷星」は西南戦争そのものよりも、西郷隆盛の死を通した民衆の熱狂や悲しみ、戦争が与えた生活の変化を描いている。鈴木氏は、この綺堂のまなざしを大文学の歴史を相対化し、「生活レベルでの戦争・戦争報道受容の多様性を表現」するものとして意義づける。
最近買った本令和8年1月5日 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/05(Mon) 20:57:00 No.5487
『別冊太陽 世界の呪術と民間信仰』(平凡社)
美濃の呪術は?

『現代砲兵—装備と戦術—』(イカロス出版)              古峰文三
軍人でもないのに買ってどうするんだろう。(笑)

『ユダヤ人はいつユダヤ人になったのか』(NHK出版)         長谷川修一
長谷川君、いつのまにか立教大学か。

『死ともののけ』(角川ソフィア文庫)                 斎藤たま
葬送儀礼の本。

『ゲゲゲの女房 増補新装版』(実業之日本社文庫)           武良布枝
親に頼まれて買う。

『ド腐れ怪談』(竹書房文庫)                     つくね乱蔵
師匠さんを連想。

『怪談禁事録 ヨミの島』(竹書房文庫)                営業のK
尼崎の話はあるだろうか。
           
『現代怪談 地獄めぐり』(竹書房文庫)                伊山亮吉 宇津呂鹿太郎 響 洋平 ファンキー・中村 宜月裕斗
席田郡の話はあるだろうか。

『霊界声録 死路の家』(竹書房文庫)                 真白 圭
伊予の話はあるだろうか。

『踏み憑き 現代怪談アンソロジー』(竹書房文庫)           牛抱せん夏 神沼三平太 川奈まりこ クダマツヒロシ 田辺青蛙 司翆々稟 西浦和也 筆者 沫 丸山政也
本願寺の話はあるだろうか。
怪異怪談研究会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/05(Mon) 16:12:00 No.5486
> 怪異怪談研究会                            加瀬桃子
>
『岡本綺堂日記』昭和6・7年 公開シンポジウム』

怪異怪談研究会では様々なプロジェクトが進行中であり、その一つである「岡本綺堂旧蔵資料に関する基礎的研究」(主催:早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点 協力:怪異怪談研究会)によって、これまで未翻刻だった昭和六〜七年の岡本綺堂の日記が新たに翻刻される運びとなりました。
二〇二五年八月二三日に開催された今回のシンポジウムはその記念であり、四名の研究報告と三名のゲストによる鼎談が企画されました。翌日の例会とも連携し、これまた綺堂にまつわる研究発表が加わり、まさに岡本綺堂尽くしの二日間となりました。
『半七捕物帳』で知られる綺堂は、探偵小説や怪談、幻想小説、さらには歌舞伎脚本まで幅広く手掛けた作家です。日記も毎日欠かさず書き続け、日常の営みが淡々と記録されています。記録された来客の多さや交わされたやり取りから、綺堂の人望の厚さを垣間見れます。
Re^2: 異類の会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/05(Mon) 15:43:00 No.5485
〈第一五八回〉伊藤慎吾氏「『日本擬人名辞典 お伽草子編』を作ってみたい」八月三一日

擬人名とは事物や行為などを指す言葉として慣用的に使われる人名風の名詞。
伊藤氏によると、お伽草子には個体名を持つ擬人化キャラクターが多く存在するにもかかわらず。擬人名の辞典である宮武外骨編の『日本擬人名辞書』や鈴木棠三編の『通名・擬人名辞典』ではそれらを収録していないとのこと。
この回はそういったお伽草子の中の擬人名を整理して一般の利用にも耐えうる辞典にするにはどうすればいいかについての談話です。
前半では伊藤氏による項目の構成やキャラクターを素材ごとにカテゴライズして紹介するなどの案が示され、収録予定キャラクターの一覧の一部が公開されました。後半では一覧にないキャラクターや資料について参加者から情報提供があったほか、複数のカテゴリーに属するキャラクターや、出典となる本は違うが作品の内容もキャラクター名もほぼ同じキャラクターはどう立項するなどについても話し合われた。
Re: 異類の会 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/04(Sun) 16:26:00 No.5484
〈第一五七回〉羽島佑涼氏「牛天神貧乏神祭祀伝承に関する再攷」七月二七日

根岸鎮衛の『耳袋』には江戸の牛天神(現北野神社)の境内に貧乏神を祀る社があるとする話が載っています。この貧乏神の社について文献資料をもとに来歴などを確認したのが羽島氏の発表です。
『江戸名所図会』などでの牛天神の項目に貧乏神に関する記述がないことを確認。同じ牛天神の貧乏神を紹介する曲亭馬琴らが編纂した『兎園小説』の記事の出典が狂歌師が書いた『四方のあか』という文献であること、名所図などに記述がないことなどから、本当に貧乏神の社と思われるものとして牛天神の黒暗天石祠(黒暗天は仏教において災厄をもたらす天女、黒闇天のこと)があるものの、文献で確認できるのが『耳袋』と『兎園小説』以降である点、当該話での貧乏神の描写と黒暗石祠の黒暗天の画像が食い違う点から貧乏神=黒暗天とは考え難いと考察。牛天神を管理していた泉松山龍門寺が黒暗天の護符を頒布していたことなどから、牛天神の貧乏神祭祀伝承には何らかの形で龍門寺が関与していたと指摘。
現在の牛天神は、明治の神仏分離で龍門寺が廃退し、祭神も天鈿女命などに変更され、芸能関係の信仰に変化。牛天神の貧乏神の伝承は民間にのこるばかりとに「こと。
Re^3: 荒間さん失踪後2回目の年末年始 投稿者:波浪規定 投稿日:2026/01/04(Sun) 15:21:00 No.5483
> 荒らしが来て、どうしようもなくなったりしないと、なかなか私の掲示板に移ろうとかは思わないのでしょうね。

三人で寂しく?(^_^;)
Re^2: 荒間さん失踪後2回目の年末年始 投稿者:Emmanuel Chanel 投稿日:2026/01/04(Sun) 10:43:00 No.5482
> > 荒間さんが失踪してから2回目の年末年始ですね。
> > 荒間さんがお隠れとなったら、何年待っても意味がない訳ですけど。
> > キルドンムさんが私のところに来てくれたら、このサイトのコミュニティの移行は事実上完了なのになとか。
>
> 合うかどうかということもあるでしょうね。
荒らしが来て、どうしようもなくなったりしないと、なかなか私の掲示板に移ろうとかは思わないのでしょうね。

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